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アコムでお金借りてるけどお金が足りない!プロミス でも借りれる?
最初に借りたカードローンで限度額いっぱいまで借りれしまっている。でもさらに、お金が必要になってしまった。
安心してください。借金があっても借りれるカードローンはあります。
カードローンの複数借り入れは多くの人がやっていて、決して特殊なことではありません。
他社借入2件、3件、4件でも審査に通過して借入している方も実際にいます。
しかし気をつけたい点があることも確かです。
他社借借入があってもお金を借りたい場合に注意すべき点について解説していきます。
アイフルおすすめポイント
統計データが検証!他社借り入れの借金があってもお金が借りれる実態
カードローン審査の際に銀行や消費者金融各社が情報照会を行う指定信用情報機関の一つにJICC(株式会社日本信用情報機関)があります。
JICCは貸金業法対象情報として借入残高がある者の借入件数毎の登録状況をサイト上に掲載しています。
画像引用元:統計情報|日本信用情報機構
こちらの表は2022年11月末時点での借入件数ごとの登録人数や一人当たりの借入残高を示しています。
わかりやすく借入件数と登録人数、一人当たりの借入残高だけを抽出します。
借入件数 | 登録人数 | 一人当たりの残高 |
---|---|---|
借入1件 | 679.8万人 | 76.5万円 |
借入2件 | 230.4万人 | 97.8万円 |
借入3件 | 86.5万人 | 125.6万円 |
借入4件 | 29.8万人 | 154.8万円 |
借入5件 | 11.7万人 | 253.1万円 |
これによると
借入2件:全国で230.4万人
借入3件:全国で86.5万人
借入4件:全国で29.8万人
借入5件以上:全国で11.7万人
いることがわかります。
俺は借入4件だから29.8万人の内の一人ってことになるな...
借入件数は1件だけという人が全体の約7割を占めています。しかし複数借り入れをしている人も全国で358.4万人います。
358.4万人は横浜市の人口と同規模で、相当な数の人たちが他社借り入れあっても借りられたのがわかります。
ポイント
カードローンの複数借り入れ、他社借入3件、4件、5件といったケースが珍しいことではないことが、統計データでもはっきりと示されています。
次のカードローンの選び方。決め手は金融グループと審査通過率!
他社借入があっても借りられることが珍しくないのがわかった上で、次に気になるのが他社借入がある状況での次のカードローンの選び方です。
銀行カードローンは他社借入があると審査が厳しい傾向
銀行カードローンは消費者金融と比べて上限金利が低く、総量規制外で融資枠が大きいのが魅力です。
しかし、2017年に銀行カードローンによる自己破産の増加や多重債務が社会問題化して以降、金融庁の指導の下での貸付自粛が進んでいます。
かつては、おまとめローン利用等で他社借入があっても、契約できた銀行カードローンですが、多重債務防止の観点から審査の厳格化も進んでいます。
そのため2社目以降の借入先として選ぶカードローンは消費者金融系の一択です。
2社目以降に銀行カードローンのおすすめはできない状況にあります。
ポイント
銀行カードローンがおすすめなのは、初めてカードローンを借りる方です。他社借入がある人には審査落ちリスクが高く基本的にはおすすめできません。
2社目、3社目なら大手消費者金融で金融グループが異なるところを
2社目以降の借入先はどうやって選べばいいんだろう?
その答えはカードローン各社が属している金融グループにあるよ!
主な銀行カードローンや消費者金融は以下の金融グループに分かれています。
金融グループ | 主なカードローン |
---|---|
三菱UFJフィナンシャル・グループ | アコム、三菱UFJ銀行バンクイック |
SMBCグループ | プロミス 、SMBCモビット 三井住友カード カードローン、三井住友銀行カードローン |
SBI新生銀行グループ | レイク、SBI新生銀行カードローン エル SBI新生銀行スマートカードローン プラス |
みずほフィナンシャルグループ | みずほ銀行カードローン、J.Score |
独立系・無所属 | アイフル |
現在借りているカードローンも上記の金融グループのどれかに属しているはずです。
次に借りるカードローンはこの金融グループが異なるカードローンを選ぶのが鉄則です。
同じ金融グループ内でカードローンを申し込むと借入先の組織の大元は同じになります。
同じ会社に借金を申し込むのに近い状況になるね。
そうなるとお金を貸す側としては、同一グループ内でひとりの債務者に対して背負うリスクが大きくなります。
そのため審査に落ちる可能性も高くなり、審査に通過できても融資枠にはあまり期待できなくなります。
同じ金融グループで借りる方が信用ができて良いのでは?
個人向けの無担保ローンの消費者事業ではむしろリスク要因になるよ!
特にSMBCグループのSMBCモビット は三井住友フィナンシャルグループのカードローンです。
プロミス で借りている人があと5万円借りたいからとSMBCモビットに借入を申し込むのは、本当に同じ会社に借金するようなことだから注意してください。
ポイント
2社目、3社目は金融グループの異なる消費者金融を選びましょう。アコムやバンクイックで借りている人なら次の借入先はプロミス がおすすめです。
金融グループが異なるところで審査通過率の良いカードローンを選ぼう!
他社借り入れがあると次のカードローンの審査も不安になるものです。
大手消費者金融各社3月の決算資料には新規成約率、新規貸付率が記載されています。
これを審査通過率としてまとめたのが
下の表です。
大手消費者金融 | 2022年3月 | 2021年3月 | 2020年3月 | 2019年3月 |
---|---|---|---|---|
アコム | 42.1% | 41.2% | 43.6% | 44.0% |
プロミス | 38.8% | 37.9% | 44.8% | 45.2% |
アイフル | 32.9% | 40.1% | 43.7% | 45.3% |
レイク | 36.1% | 33.8% | 30.6% | 30.1% |
SMBCモビット | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
消費者金融全体 | 34.6% | 35.2% | 37.1% | 37.7% |
※プロミス:SMBCコンシューマーファイナンスサービス株式会社2022年3月期第3四半期決算資料より新規顧客数成約数抜粋
※アイフル:アイフル株式会社2022年3月期第3四半期研鑽プレゼンテーション資料より無担保ローン新規成約率を抜粋
※レイク:新生銀行四半期決算情報データブック第三四半期2022年3月末無担保ローン(レイク事業)より成約率抜粋
※消費者金融全体:月次統計資料(バックナンバー):日本貸金業協会より成約率(消費者向無担保貸付)より抜粋
2022年3月期の
新規成約率・新規貸付率の順位は
1位:アコム(42.1%)
2位:プロミス (38.8%)
3位:レイク(36.1%)
4位:アイフル (32.9%)
となっています。
2022年3月期の消費者金融全体の成約率が34.6%です。
この数字を大きく上回っているアコム、プロミス が業界でも特に融資に積極的と言えます。
審査通過率で選ぶなら大手で2年連続TOPのアコム(三菱UFJフィナンシャル・グループ)、その次がプロミス (SMBCグループ)です。
他社借り入れがあって審査が不安な方は、現在利用中のカードローンと『金融グループが被らないところ』で『審査通過率が良いカードローンを選ぶ』のがおすすめです。
銀行カードローンですでに借りている方は保証会社に注意
銀行カードローンで既に借入がある方は、
その保証会社が消費者金融になっている場合があります。
これは、アコムやプロミス のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社などの消費者金融大手は自社のカードローン事業とは別に、銀行カードローンの信用事業も行っているからです。
利用中の銀行カードローンの保証会社になっている消費者金融に申し込みするのは、やはり同じ会社に借金をしに行くような形となります。
その会社にとってはリスクが大きくなり、
審査で他の会社に申し込むより不利になってしまいます。
例えば三井住友銀行カードローンで借りている人は、保証会社がSMBCコンシューマーファイナンス株式会社なので、プロミス に申し込むのは避けた方が良いです。
いかが主な銀行カードローンの保証会社の一覧です。こちらで申し込みを考えている消費者金融が保証会社になっていないか確認してください。
銀行カードローン | 保証会社 |
---|---|
三菱UFJ銀行バンクイック | アコム株式会社 |
三井住友銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス ) |
みずほ銀行カードローン | 株式会社オリエントコーポレーション |
住信SBIネット銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス ) 住信SBIネット銀カード株式会社 |
楽天スーパーローン | 楽天カード株式会社 SMBCファイナンスサービス株式会社 |
オリックス銀行カードローン | オリックス・クレジット株式会社 新生フィナンシャル株式会社(レイク) |
PayPay銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス ) |
セブン銀行カードローン | アコム株式会社 |
この他にエム・ユー信用保証株式会社という保証会社がついている銀行カードローンも地方銀行を中心に数多くあります。
このエム・ユー信用保証会社はアコムの完全子会社です。この保証会社がついている銀行カードローンを利用している場合はアコムでの借入は避けましょう。
現在ご利用中のカードローンから選ぶ次の借入先候補
現在ご利用中のカードローンから、次の借入先としておすすめできる消費者金融系カードローンをわかりやすくまとめてました。
今ご利用中のカードローン | 次の借入先おすすめ |
---|---|
三菱UFJバンクイック セブン銀行ローンサービス アコム | プロミス |
プロミス 、SMBCモビット 三井住友銀行カードローン | アコム |
レイク、アイフル みずほ銀行カードローン オリックス銀行カードローン | アコム、プロミス |
住信SBIネット銀行カードローン 楽天銀行スーパーローン PayPay銀行カードローン | アコム |
利用中のカードローンが所属している金融グループと大手消費者金融の審査通過率から割り出したものが上の表になります。
銀行カードローンについては、その保証会社が属する金融グループと異なる消費者金融をおすすめしています。
例を挙げると、楽天銀行スーパーローンの場合は保証会社にSMBCファイナンスサービス株式会社というSMBCグループがあるよ!
なるほど!だから、SMBCグループではない金融グループで審査通過率の高いアコムがおすすめなんだね!
すでに複数の借入がある人は独立系のアイフルがおすすめ
『バンクイックとプロミス で借りているけど、次はどこで借りようか...』
このように、既に複数で借りていると次に借りるところで迷ってしまうものです。
その場合、現在の借入での審査影響が相対的に少ないアイフル をおすすめします。
消費者金融の大手5社(アコム、プロミス 、SMBCモビット 、レイク、アイフル )のうち、
どの金融グループにも属していない唯一の独立系消費者金融がアイフル です。
アイフルなら現在どの金融グループのカードローンでお金を借りている人でも金融グループが異なるため、
他社借り入れがある人にとっては他のどの大手消費者金融よりも相対的に審査で有利になりやすい状況にあります。
ポイント
アイフル は独立系かつ借り換えやおまとめローンにも力を入れています。
既に複数の借入があるなら他社よりもおすすめできます。
アイフルのおすすめポイント
他社借り入れあっても借りれる銀行はどこか
他社借り入れがある人が銀行カードローンの審査通過が難しくなっている状況は先にご説明した通りです。
しかし、銀行カードローンでの融資は難しいものの、他社ローンの借換もOKとなっている
フリーローンがある銀行なら他社借り入れあっても借りられる可能性があります。
あくまで借換目的の利用になりますが、他社借り入れあっても銀行でお金を借りること自体は絶対にできないというわけではありません。
他社ローンからの借換ができるフリーローンを取り扱う銀行はメガバンクやネット銀行よりも地方銀行が中心です。
地方銀行のフリーローンはその銀行の営業区域内にお勤め。お住まいの方しか契約できないことが多いです。
お住まいの地域にある地方銀行のフリーローンを調べてみましょう!
他社借り入れある人が銀行フリーローンを使ってさらに多く借りるのは難しい
銀行のフリーローンは最初に契約額を借りた後は
ひたすら毎月返済するだけの、返済専用ローンです。
カードローンのように限度額の範囲内でいつでも自由に借りれるローンとは異なります。
また現在の借入を借り換えるのが目的なら、基本的に現在の借入総額までしか融資してもらえません。
他社借り入れのある人が総量規制オーバーでより多くのお金を借りたい、という希望に沿うものではなく、その場合は審査で否決される可能性も高くなります。
他社借り入れあっても借りれる銀行は地方銀行を中心に存在しますが、今よりさらに多くのお金を借りれるようになる、とは思わない方が良いでしょう。
借入が多い人は『借り換え・おまとめ』か『中小の消費者金融』へ
他社借入件数が3件以上の人、借入件数が多い人は大手消費者金融の通常のカードローンに申し込みしても審査に通らないことが多いです。
他社借入が多い人におすすめなのは
- 大手消費者金融の貸金業法に基づく借換ローン(おまとめローン)
- 中小消費者金融
このどちらかです。
大手消費者金融では通常のカー0ドローンでは借入が多くて審査に通らない場合でも、他社からの借換を前提としたおまとめローンなら審査に通る可能性があります。
ただし、おまとめローンは返済専用ローンなので通常のカードローン(極度方式基本契約)のように限度額の範囲内での追加融資や返済後にまた借りるといったことはできません。
中小消費者金融は大手で審査に通らない方を主要な顧客にしています。
借入の多い人でも総量規制による年収3分の1の融資枠の制限に余裕がある人であれば、総量規制の範囲内で借りれる可能性があります。
他社借り入れのある人の審査申込時の注意点
収入証明書(給与明細・源泉徴収票等)を用意する
貸金業法では50万円超の借入もしくは他社借入を合わせて100万円を超える借入を希望する場合は、収入証明書類の提出を求めることを貸金業者に定めています。
このため1社で50万円以上の借入を申し込んだり他社借入を含めて100万円を超える借入をしたい場合は、収入証明書類のいずれかを提出しなければなりません。
収入証明書類が求められるのは1社で50万円超、他社借入合わせて100万円超です。
1社で50万円ちょうど、他社借入を含めても100万円ちょうどの場合は貸金業法では収入証明書類は原則不要です。
ただし1社で50万円を1円でも超えるばあい、他社借入を含めて100万円を1円でも超える場合は
収入証明書が必須となります。
収入証明書
- 源泉徴収票
- 給与明細書(直近2ヶ月分以上)
- 確定申告書
- 納税証明書
- 所得証明書
- 年金通知書
他社借入がある人のカードローン申し込みはこれらの収入証明書類の提出が必要です。
これは法律で定められているため、どの業者でも避けられません。
今は収入証明書類の提出もスマホで撮った写真の送付などで簡単に行えます。
収入証明書類も忘れずに用意しましょう!
ボーナス時の賞与明細もあれば給与明細と合わせて提出することで、年収を多く申告できるからおすすめだよ!
他社お借り入れ状況に回答する借金の種類
カードローンの申し込み記入欄に必ずあるのが『他社のお借入状況について』という項目についてです。
この他社お借入状況に含める借金種類は
- 他社の消費者金融カードローンでの借入
- クレジットカードのキャッシングでの借入
基本的にはこの2つのみです。
この2つは貸金業法に基づく借入で借金金額を年収の1/3以内に制限している総量規制の対象となります。
貸金業者は申込者の借入状況を把握しなければならず、必ず調査することになっています。
新たなにカードローンを申込みする時点で以下をきちんと調べて把握しておきましょう!
- 借入先は何件あるか(他社借入件数)
- 現在の借入の合計金額はいくらか(他社借入金額)
他社借入金額は現時点で実際に借りているお金の合計金額です。融資枠の合計ではありません。
また、カードローン会社によっては他社お借入状況に含める借金の種類が細かく異なる場合もあります。
大手消費者金融のカードローンの他社お借入状況に含める借金は以下の通りです。
カードローン | 他社お借入状況に含める借入 |
---|---|
アコム | ・他の消費者金融カードローンでの借入 ・クレジットカードのキャッシングでの借入 |
プロミス | ・他の消費者金融カードローンでの借入 ・クレジットカードのキャッシングでの借入 |
アイフル | ・他の消費者金融カードローンでの借入 ・クレジットカードのキャッシングでの借入 ・銀行カードローンでの借入 |
SMBCモビット | ・他の消費者金融カードローンでの借入 ・クレジットカードのキャッシングでの借入 |
レイク | ・他の消費者金融カードローンでの借入 ・クレジットカードのキャッシングでの借入 ・銀行カードローンでの借入 |
消費者金融で融資を申し込む際の他社借入に銀行カードローンは原則含めなくても良いことになっています。
しかし、アイフル とレイクでは他社借入状況の申告に、銀行カードローンでの借入もあれば記入しないといけません。
これは、総量規制にかかるものとは別に返済能力を見る狙いもあるようです。
クレジットカード会社の信販系カードローンは他社借り入れに含める
ここ数年、クレジットカード会社が発行する信販系カードローンの利用者が増えています。
・三井住友カード カードローン
・JCB CARD LOAN FAITH
・オリックスマネー
などのカードローンだよ!
カード会社のカードローンだから消費者金融ではない。
クレジットカードのキャッシングでもない。
他社借入に含めるのかな?という疑問が出てきます。
カード会社発行の信販系カードローンは貸金業法に基づく借入に該当するため、他社借入に含めるのが正解です。
クレジットカード会社はクレジットカードのキャッシングが貸金業法に基づく貸付となるため。
ほぼ全てのカード会社が貸金業登録も行っています。
信販系カードローンでの借入はクレジットカードのキャッシングでの借り入れと同じと考えなくてはいけません。
カード会社発行の信販系カードローンでの借入がもしあれば、他社お借入状況に含めて回答しましょう!
他社借り入れ件数・金額に含めるその他の金融サービス
LINEポケットマネーは他社借入に含む
LINEポケットマネーはLINEでのお金の借入・返済ができると近年人気です。
しかしLINEポケットマネーはLINE Credit株式会社という消費者金融が行なっている個人向け無担保ローンサービスです。
もしLINEポケットマネーでの借入がある場合は他社借入の件数・金額に含めないといけません。
メルペイスマートマネーでの借入は他社借入に含む
メルペイスマートマネーは株式会社メルペイが行う貸金業サービスで、メルペイは東京都で貸金業登録も行っている消費者金融です。
メルカリアプリでお金を借りることができると注目を集めたメルペイスマートマネーですが、現在は新規申し込み停止中です。
しかし、こちらで今も借入残高がある場合は、他社借入の件数・金額に含めないといけません。
J.ScoreのAIスコアレンディングの借入は他社借入に含む
J.ScoreはAIスコアと呼ばれる独自の信用スコアにみずほ銀行、ソフトバンク(またはワイモバイル)、Yahoo!JAPANの3社の取引状況を加味して審査を行うレンディング(貸金)サービスです。
そのため、J.Scoreでの借入があれば他社借入の件数・金額に含めないといけません。
dスマホローンは他社借入に含む
dスマホローンはNTTドコモが提供するスマホ完結のカードローンです。
dアカウントがあればドコモ回線契約者でなくても利用でき、カード無しでスマホアプリのみで契約・借入・返済ができます。
このdスマホローンでの借入があれば、他社借入に含めないといけません。
dスマホローンを提供する株式会社NTTドコモは金融会社ではありません。
しかし、関東財務局で貸金業登録(関東財務局長(6)第01421)をしており、dスマホロローンに関しては貸金業法に基づく貸付に該当します。
消費者金融でもなくクレジットカード会社でもないので、判断に迷うと思うけど気をつけよう!
auPAYスマートローンは他社借入に含む
auPAYスマートローンはauフィナンシャルサービス株式会社が2019年4月に開始したカードローンです。
auフィナンシャルサービスがローン事業を行う金融会社であり、auPAYスマートローンでの借入は消費者金融での借入に該当します。
もし、auPAYスマートローンでの借入があれば他社借入に含めて回答しましょう。
他社借り入れに含めない借金
消費者金融系カードローン申込時に他社借入に含めなくて良い借金には以下のものがあります。
他社借入に含めない借金
- クレジットカードのショッピング利用
- クレジットカードの分割払い、リボ払い
- ツケ払い・後払いの支払い残高
- 奨学金の返済
- 携帯やスマホの分割払い
- 車のローン
- 住宅ローン
- 銀行の無担保ローン(カードローン、フリーローン等)
- ブライダルローン
- デンタルローン
- 脱毛のローン
- 生活福祉資金の特例貸付(緊急小口貸付、総合支援資金等)
- 家族や友人、知人に借りた借金
クレジットカードのショッピングやリボ払い、信販系ローンの分割払い等の借金は割賦販売法が適用されます。
貸金業法が適用される消費者金融やクレジットカードのキャッシングとは『管轄外』の借金なのでカードローンの申し込み時の他社借入に含めないのが通例です。
ただし指定信用情報機関のCICを通じ、カードローンの審査ではリボ払いや奨学金の返済など、割賦販売法下の支払い状況も確認されます。
他社借入に含めなくても良い借金であっても支払い状況次第ではカードローンの審査結果や融資枠に影響があります。
他社借入に含めない借金であってもきちんと支払いできていることが重要です!
他社借り入れの嘘は絶対にバレる
他社借入が多いとカードローンの審査に通らないのでは?
と他社借入件数・金額を実際より少なく申告する
嘘をついて申告する人がいますが、これはNGです。
確かに他社借入件数。金額が少ない方が審査は有利なのは間違いないけど、嘘の申告をしてしまうのはマイナスだよ...
金融会社は審査時に指定信用情報機関(CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター)に
信用情報の照会を行います。
ここで申告者の現在の借入状況(借入先、借入件数、借入金額等)は全て正確に確認できます。
にも関わらず、申込時に他社のお借入状況を聞く設問があるのは、その人が誠実な人かどうか、借入状況を自分できちんと把握できているかどうか等を確認する狙いもあります。
他社借入の嘘をつくのは確実にばれる上に審査でも不利になります。
審査に通らない、融資枠がわずかしか下りない等の不利益につながる!
他社借入に嘘の申告しないようにしよう...
他社お借り入れ状況や信用情報は自分で正確に確認できる
他社借入が今実際にどれくらいあるのか、今の自分の信用情報はどうなっているのか。
実はこれらは自分自身で正確に調べることができます。
カードローンを申し込む前に指定信用情報機関へ情報開示を行えば、現在登録されている自分の信用情報が全てわかります。
指定信用情報機関は以下の3つですが、
どれか1ヶ所に開示すれば大丈夫です。
- CIC:主にクレジットカード会社、消費者金融が加盟
- J ICC:主にクレジットカード会社、消費者金融、信販会社、リース会社等が加盟
- KSC:主に銀行。信用金庫、信用組合、農協、保証会社等が加盟
以前は、各所に訪問するか郵送でしか開示請求できませんでしたが、今はいずれもインターネットによる開示請求ができ、クレジットカード決済で1回1,000円で行えます。
CICの場合、スマホと運転免許証、クレジットカードがあればその場で手続きでき、
開示結果の確認も申込完了から数分程度でPDFでスマホに保存できます。
信用情報の開示請求はひと手間かかりますが、他社お借入状況を正確に把握し、信用情報にも問題ないことがわかれば安心してカードローンの申し込みができるでしょう。
逆に何か問題が見つかった場合でも知らずに申し込んで審査落ちするリスクを避けられ、審査落ちの原因特定できるためおすすめです。
いくらまで借りれる?総量規制による年収に応じた借入制限
消費者金融系カードローンは他社借入を合計して年収の3分の1に相当する金額以内に貸付を抑える、貸金業法の総量規制の対象になっています。
消費者金融では複数のカードローンを合わせて、
年収300万円の人なら最高でも100万円までしか借りられないよう法律で決まっています。
新たに契約するカードローンでいくらまで借りられるかは、この総量規制による年収の3分の1の制限に対して、現在の消費者金融とクレジットカードのキャッシングで借りている額を差し引いた金額で決まります。
総量規制で借入金額が年収の3分の1以内に制限されるのは、消費者金融での借り入れとクレジットカードのキャッシングでの借入のみです。
最初に契約したのが銀行カードローンという方は消費者金融でも借りると借入の合計は年収の3分の1を超える場合もあるでしょう。
しかしその場合は銀行カードローンが総量規制対象外で計算に含めなくて良いので大丈夫です。
ポイント
銀行カードローンは総量規制対象外
銀行カードローンは銀行法による貸付となり、
貸金業法における総量規制では対象外となります。
そのため、年収300万円の人が銀行カードローンで80万円借りていて、
さらに消費者金融でも50万円借りる
といったことは可能です。
この場合、合計では借入は130万円となり年収の3分の1を超えますが、
総量規制に該当する借入は消費者金融の50万円のみなので問題ありません。
複数借り入れのカードローンの返済のポイント
返済日はずらした方がいい?毎月同じ日がいい?
結論から言うと、毎月の返済期日はあえてずらして契約しておくのがおすすめだよ!しっかり解説していくね!
借りているカードローンが複数になると、返済期日がそれぞれいつになるかきちんと把握しておくべきです。
支払いの手間を考えると、全てのカードローンで毎月決まった日に揃えて返済するのが楽です。
しかし資金繰りが厳しい時に返済期日が重なっていると返済に困ることが出てきます。
カードローンは限度額内で何度でも借入ができるので、毎回の返済期日をあえてずらして契約しておくといいでしょう!
例えば、1社目のカードローンで2万円、2社目のカードローンで2万円の合計4万円の返済が迫っているとします。
返済期日をずらしておけば、まず1社目で2万円返済した後すぐまた2万円を借り、2社目の返済に充てられます。
要するに2万円で合計4万円を延滞なく対応できるということです。
返済スケジュール管理に手間はかかりますが、万が一、返済に困ったときのことも考えて対策しておくのが大切です。
いわゆる自転車操業であり避けたい状況です。しかし返済を遅延、滞納してしまうよりはずっとマシです。
まとめ:借金があっても借りられるカードローン
この記事のまとめ
- 借金があっても借りれるカードローンは多く実際に複数で借りている人も多い
- 2社目、3社目以降のカードローンは金融グループが異なるところを選ぶ
- 借入件数が多い人は『借換・おまとめ』か『中小消費者金融』が良い
- 収入証明書類の充備を忘れずに
- 返済時の対策も怠りなく
借金があっても借りれるカードローンは銀行では厳しいものの、消費者金融なら金融ブラックなど個人信用情報に問題ない限りできるところは多いです。
ただし消費者金融では総量規制による年収3分の1の範囲内での借入になるので、いくらでも借りられるわけではありません。
ご自身の年収の3分の1に相当する金額から、現在の消費者金融またはクレジットカードのキャッシングでの借入額を差し引いた金額が借りれる金額の最大値です。
借金があっても借りれるカードローンはありますが、借金の合計金額もそれなりに多くなります。返済についてもしっかり考えた上で利用しましょう!